暑い日は愛媛の臥龍山荘へ
苔むす庭と趣向を凝らした山荘がすばらしく、癒されてきた(^▽^)/
↑臥龍院
臥龍山荘とは?
河内寅次郎という大洲市の実業家が、明治40年に完成させた山荘。
今から100年以上も前に建てられた。寅次郎は老後の余生を過ごすために大洲市随一の景勝地である臥龍淵を選び、様々な技巧を凝らして長い歳月をかけて完成。その後、臥龍山荘は大洲市や愛媛県の指定文化財に選ばれ、2016年には3つの建物が国の重要文化財に指定される。
駐車場・入場料
大洲まちの駅「あさもや」に無料で駐車
入場料:大人500円・小人200円
*大洲城も行く人は、セット券を買うとお得
*増税のため10月から値段変更するらしい
駐車場から徒歩で5~10分で山荘に到着。
臥龍院
最初に、受付がある臥龍院へ。
臥龍院は、四季を表現した間がある。
入口の春にあたる「迎礼の間(げいれいのま)」
入口には「花は開く太平の春」と書かれている。
夏にあたる「清吹の間(せいすいのま)」。
目を引くのが透かし彫り。障子に映し出された花筏が柔らかい光の輪郭なので気持ちが和む(⌒∇⌒)。
上だけでなく下にも注目すると藤の敷物が敷かれて、夏に涼しさを感じさせるつくり。
秋にあたる「壱是の間(いっしのま)」。
この部屋は能舞台となるよう設計され、床下には音響をよくするため備前焼の壺が12個埋め込んであるらしい。
ここの縁側からみる庭が最高に綺麗。
冬にあたるのが「霞月の間(かげつのま)」
ほかの部屋より素朴なつくりの茶室。
襖の利休鼠の色や引手のコウモリのデザインなど遊び心がある。
不老庵
臥龍淵を見下ろす崖の上に建てられている。
夜に川面で反射した月あかりが天井を照らすのを楽しめる設計。残念ながら、夜は入場できないですが。
本当に美しい景色。
深い青緑の水面と青空が綺麗。
お茶を立ててもらった。
茶菓子は、魚が描かれた涼しげなお菓子。
愛媛に来たらぜひ行ってみて下さい。
夏だけでなく、紅葉の時期もおススメです。
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