【島根・奥出雲】たたら製鉄で有名な「絲原記念館」に行ってきた!!
今回観光バスツアーで、たたら製鉄で有名な「奥出雲」へ行ってきました。
1.絲原記念館の場所・料金
場所
料金
◎記念館・庭園・洗心乃路 3カ所共通 入場料
一 般 |
大・高生 |
中・小生 |
|
個 人 |
1,000 |
700 |
300 |
団 体 |
800 |
550 |
250 |
*記念館・庭園だけの入場は料金が異なる
詳しくはコチラ↓
開館時間
午前9時~午後5時
*年末年始と3・6・9月は展示替えなどで休館日があるため注意
2.たたら製鉄
ジブリのもののけ姫でも登場する「たたら」は中央アジアのタタール人が考案した砂鉄と木炭を粘土製の炉内で燃焼させて、砂鉄中の不純物を還元分離して鉄を得る製鉄法のことです。
日本には、古墳時代に中国大陸から伝わり、洋式製鉄が普及する大正時代まで行われていました。奥出雲では、良質な鉄と木炭資源に富んでいたことから江戸時代末期には全国の7割の鉄を生産していました。
(豆知識)
出雲で有名な蕎麦は、木炭を得るために切り開いた土地を活用したことでそば処となりました。
3.絲原家とは
絲原家は、初代善左衛門が江戸時代初期に備後国(広島県)から郡内大馬木村に移住。寛永13年(1636年)からたたら製鉄業をはじめ、藩政期には松江藩の鉄師頭取を務め大正12年(1923年)までたたら製鉄の火を燃やしていました。たたら製鉄が盛んだった江戸時代には、田部家・櫻井家・絲原家が「松江藩鉄師御三家」と呼ばれていました。
館内では、たたら製鉄の資料や松江藩からの拝領品、絲原家が使っていた家具や調度品を見ることができます。
4.絲原家の住宅
書院・二の間・三の間と三間続きの客殿を持つ母屋棟(大正13年)など、部屋数は40室ある。撮影出来ていないが、短冊石や丸石の飛び石が配置され手入れされた庭は小さいながら楽しめるものでした(^▽^)。
大戸口からの上を見上げると立派な梁を見ることが出来る。
門から撮影。
5.最後に
記念館の展示品や住宅をみて、奥出雲が製鉄により栄ていたことが分かりとても勉強になりました。小さめの記念館で、1時間あれば十分かと思ってましたがじっくり見たので最後のほうの庭等が良く見れなかったのが残念です。じっくり見る派は、2時間くらいを目安にしたほうが良いかもしれません。今回、紅葉前だったので11月中旬から下旬くらいに行くとより綺麗な景色が楽しめそうです。
次回は、観光バスでなく時間自由がある車で行こうかと計画中です(⌒∇⌒)。